2012年9月26日水曜日

箱根湿生花園


昨日は久しぶりに箱根湿生花園へ、、、
植物撮影には絶好(?)の曇りです
友人と待ち合わせのため JR御殿場駅まで
雲がかかっている乙女峠の向こうに 湿生花園があります


バスを降りて いざ湿生花園へ
迎えてくれたのは キク科の『シオン』


振り返ると もう紅葉が始っています
グラデーションが美しいので パシャ


マメ科の『ヤマハギ』は 今が旬!


順路に沿って林の中に入ると 一際目立つ橙色した花は
ナデシコ科の『フシグロセンノウ』


キキョウ科の『ツリガネニンジン』
薄紫色が美しく パシャです
ツリガネニンジン(釣鐘人参、学名: Adenophora triphylla var. japonica )はキキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。
花茎の高さは40-100cmになり、葉は茎に3-5枚輪生し、稀に互生または対生する。茎につく葉の形は楕円形から披針形で、やや厚みがあってつやがない。長さは4-8cmで縁に鋸歯がある。
花期は8-10月で、淡紫色の下を向いた鐘形の花を咲かせ、数段に分かれて葉と同じように茎に輪生する枝の先に少数ずつをつける。花冠は長さ15-20mmで先端はやや広がり、裂片は反り返る。萼片は糸状で鋸歯があり、花柱が花冠から突出する。
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この花はキク科の『アザミ』
アザミ(薊)は、キク科アザミ属 (Cirsium) 及びそれに類する植物の総称。標準和名を単にアザミとする種はない。スコットランドの国花。
若いときには根出葉があり、次第に背が高くなり、茎葉を持つが、最後まで根出葉の残る種もある。草原や乾燥地、海岸などに出るが、森林内にはあまり出現しない。別名刺草。名前の由来は、アザム〈傷つける、驚きあきれる意〉がもとで、花を折ろうとするととげに刺されて驚くからという説がある。
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葉に美しいグラデーションは『アキチョウジ』
科名:シソ科
学名:Rabdosia longituba
原産地:本州(岐阜より西)・九州
草丈:70cm-1m
主な開花期:8月-10月
特徴としてシソ科ヤマハッカ属は日本、中国、東南アジア、ヒマラヤ、アフリカなどに100種以上が分布し、日本では7種が知られます。 そのなかでも、アキチョウジは日本の本州(長野県より西)、四国、九州に分布し、毎年花を咲かせる多年草です。山野のやや湿り気のある明るい木陰に自生します。 風情のある草姿で、園芸的には山野草として鉢花、もしくは茶花として利用されます。
草丈は70cm-1m、茎の断面は四角形(シソ科の植物によく見られる特長)です。花の咲く時期は主に秋、花茎を伸ばして、長さ2cmほどの青紫花が向きをそろえて咲きます。花は筒状で先端が上下にぱくっと開きます。花の形が丁子(チョウジ)に似ていて秋に咲くところからこの名前があります。
- ヤサシイエンゲイ -


順路に沿って見晴らしのいい草原には『サワギキョウ』がお出迎えです
サワギキョウ(沢桔梗、学名: Lobelia sessilifolia )はキキョウ科ミゾカクシ属の多年草。美しい山野草であるが、有毒植物としても知られる。
茎の高さは50cmから100cmになり、枝分かれしない。葉は無柄で茎に互生し、形は披針形で、縁は細かい鋸歯状になる。
花期は8月から9月頃で、濃紫色の深く5裂した唇形の花を茎の上部に総状に咲かせる。花びらは上下2唇に分かれ、上唇は鳥の翼のように2裂し、下唇は3裂する。萼は鐘状で先は5裂する。キキョウと同じく雄性先熟で、雄しべから花粉を出している雄花期と、その後に雌しべの柱頭が出てくる雌花期がある。
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神代杉から休憩所に向かう処に 可愛らしい『ミゾソバ』が咲いています
蕾や萼の先が目を引く色をしていたので パシャと1枚
ミゾソバ(溝蕎麦、学名 Polygonum thunbergii または Persicaria thunbergii )は、タデ科タデ属 (Polygonum) またはイヌタデ属 (Persicaria) に分類される一年生草本植物である。
水辺などで 30~100cm ほどに生長し、根元で枝分かれして勢力を拡げ群生する。匍匐茎に閉鎖花をつけ種子を稔らせる場合もあるとされる。また茎には下向きに刺があり、他の植物等に絡みついて伸びることがある。
葉は互生し、形が牛の額にも見えることからウシノヒタイ(牛の額)と呼ばれることもある。
花期は晩夏から秋にかけてで、茎の先端で枝分かれした先に、直径 4~7mm ほどで、根元が白く先端が薄紅色の多数の花を咲かせる。 なお、他のタデ科植物と同様に花弁に見えるものは萼である。
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まるで桜のような花名は『サクラタデ』
水辺に生える多年草 根茎は地中で長く伸び枝を分けてふえる
茎は直立して高さ50cm~1mになる 葉は披針形で長さは7cm~13cm 短い葉柄があり 両端はとがり両面に短い毛がある
鞘(さや)状の托葉(たくよう)は短い筒状でふちには長く硬い毛がある 花穂は細長くやや密に花を付け上部は垂れ下がる
萼は深く5裂し長さは5~6mmで淡紅色を帯びる
花が美しいのでこの名がある
- by 日本の野草 山と渓谷社 -

案内板(下記写真)に説明されているように 希少な花なんですね