2013年9月1日日曜日

久しぶりの 東京 その2 - 東京国際フォーラム ガラス棟 -



昨日の続きです
JR有楽町駅北側に位置する『東京国際フォーラム ガラス棟』
出来立てホヤホヤの時に何回か伺いましたが
今回もガラス棟の曲線美を楽しみたいと訪れてみました


東京国際フォーラムで最もシンボリックな建物であるガラス棟は全長約207m、
地上高57.5m、最大幅約32mの巨大な舟形のアトリウム空間です。
施設全体のロビー機能と31室の会議室、ラウンジやレストランを備えています。
- by Tokyo International Forum -


使用されているガラスは壁面だけでも約2600枚。
透明感のあるこの空間は地上1階から最上階の7階までスロープで一周でき、
4階から6階部分の空中ブリッジで連結し、
ホール棟と大きく二分された施設群を機能的にジョイントしています。
 耐震性能も大震災発生時(最大速度振幅50cm/secを想定)に
耐えることを想定して設計されており、火災発生時も巨大な空間を利した
自然排煙ルートを設け、ガラス棟独自の放水設備を備えるなど備えも万全です。
- by Tokyo International Forum -


類例のない巨大なガラス棟ロビーから、圧倒的なアトリウム空間を眺めるとき、
世界都市東京の「ランドマーク」たらんとした、
この時代の日本の勢いを感じさせる当時の代表的建築と言えるでしょう。
- by Tokyo International Forum -






東京国際フォーラムの建設地には、JR、営団地下鉄(現東京メトロ)、
都営地下鉄や道路など都心の動脈である幹線路が密集し、
立地としては最高の場所でしたが、前例のない構造、空調負荷、
もたらされる振動と騒音の克服、都心の防災拠点としての機能追求・明快な
建造物構成や動線計画が求められ、周辺インフラとの協議、幾重もの議論や調整、
厳重な安全管理、最新の設計・工法などが駆使されました。
そして1992年(平成4年)10月の着工から43ヶ月経て、
1650億円の事業費をかけ、1996年(平成8年)5月に完成(竣工)、
青島幸男知事の時代1997年(平成9年)1月に開館いたしました。
- by Tokyo International Forum -


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