2012年10月6日土曜日

秩父宮記念公園 10月の花たち


午前中 時間が空いたので ぶらりと秩父宮記念公園へ

以前 紹介しました『メキシカンブッシュセージ』
よく見かけるのは 白い花ですが
今回 発見したのは同色の紫色をした花です
メモリアルガーデン周りには2色の花が見ごろで楽しめました

なんとも言えない 美しい色です


『ペインテッドセージ(ホルミナム)』
葉っぱがキレイで可愛らしいサルビアの仲間です
科名:シソ科
学名:Salvia viridis (= S. horminum)
別名:ムラサキサルビア
原産地:地中海沿岸
草丈:30cm~60cm
ペインテッドセージ(ホルミナム)とは
地中海沿岸からクリミア半島・イラクにかけて分布するサルビアの仲間です。以前はサルビア・ホルミナムの学名が付けられていたので、その名残で今でもホルミナムの名前でタネや苗が市販されます。花後に枯れてしまう一年草で、春か秋にタネをまいて育てます。
草丈は30cm~60cm、葉はやや長めのタマゴ型で表面には白い産毛が生え、触感は少しやわらかく、網目状に葉脈が入ります。開花時期になると茎の頂点付近に付く葉っぱ(正確には苞-ほう-と言います)がピンクや白、青紫などに色づきます。この色づいた苞がペインテッドセージの一番の特長であり魅力です。
花は色づいた苞の下、茎にくっつくようにやや間隔を空けて穂状に付きます。花は小さめで、下の部分は白色、上の部分は苞が紫に色づくものは紫、ピンクのものはピンク、白のものは白になります、じっくり見るとそれなりに可愛らしい花ですが、苞の派手さに目を奪われてあまり目立ちません。
- by ヤサシイエンゲイ -


次の写真もサルビアです
『サルビア・アズレア』
ペインテッドセージを撮影して 隣を見ると
今日のような秋空色をした花が咲いていました 思わずパシャです!
サルビア・アズレア(学名:Salvia azurea, 英名:Blue sage)は、シソ科アキギリ属の宿根多年生植物。アメリカ南東部原産で、夏から秋にかけて淡青色(空色)の花を咲かせる。
耐寒性、耐暑性ともに強い。草丈は1.5m以上に達する。
なお、学名のazurea は空色を意味する。
- by Wikipedia -


小さくて可愛らしい花が咲き始めました
以前(9月28日)紹介した タデ科の『ハナタデ』です
本当に小さい花なので よく観察しないと分かりません


またまた可愛らしい紫色をした花で たくさん咲いていました
撮影条件が悪かったのですが なんとかパシャです
『セキヤノチョウジ』  シソ科:ヤマハッカ属
学名:Plectranthus effusus
分布:日本固有種 本州の関東地方から中部地方にかけて分布
大きさ・高さ:30~90センチ
花の特徴:いくつか枝分かれしながら花茎を出し、その途中に長い柄のある細長い筒状をした青紫色の花を総状につける。 花冠の先は上下に開いた唇形である。 上の唇は3つに裂け、下の唇のほうが少し長くて浅く2つに裂ける。 花の中には雄しべ4本と花柱(雌しべ)1本がある。 萼は先が5つに裂けている。
葉の特徴:葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。 葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
実の特徴:花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
「関屋」というのは箱根の関所の番小屋のことで、その辺りに多く生えることが名の由来である。 近縁種の秋丁字(アキチョウジ)は愛知県以西に分布する。 本種のほうが花の柄が少し長い。
- by ヤサシイエンゲイ -


つばき園に行くと『リンドウ』が咲き始めていました
まだ蕾もあり これから見ごろかもです


帰り際『ホトトギスの実』を発見!
花は小さいのに 実は結構大きかったです そこでパシャっと1枚